子がお風呂で溺れた

子がお風呂で溺れた

子どもの水の事故に関連する描写があります。

苦手な方はご注意ください。

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あとがき

娘がお風呂に落ちました。

事情を聞くと、入浴剤を入れた風呂釜の湯を混ぜようと
浴槽の外側から洗面器でお湯を混ぜていたようです。

娘が混ぜていると渦が水面に発生し
それに吸い込まれるように落ちしてしまった事が原因のようでした。

すぐ後ろに夫が控えていたため、水中にいたのは一瞬でしたが
それでも事故が起こるんだな、と不安になったのと
今回の事故で夫が初めて漫画に書いて欲しいと言ってきたので
注意喚起として今回のお話を書いています。
不安な気持ちにさせる話ですみません。

このお話は二週間以上前の話です。
浴槽に落ちましたがケガもありませんでした。
娘は今もとっても元気です。
優しい方がどうかご心配される事がありませんように。


今回出てきた二次溺水や本能的溺水反応については
簡単にお話しできる内容ではないと思いますので
ぜひ、検索してみてください。
ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、
何度学んでも良い内容だと思います。


お子さんがいるご家庭では、気をつけなければいけない事がいっぱいありますよね。
子どもはどれだけ注意していても、大人にはとても信じられない行動を起こします。
どれだけ考えられる事故を想定して対策をしてても、なお想像の遥か斜め上をいくことがあります。

しっかり見ていないと、この子は死んでしまう…!

娘を産んだ瞬間から何度思ったかわかりません。
乳児の時の吐き戻しからはじまって、寝返り、お座りをして後ろに転倒、タッチからの転倒、なんでも口に入れてしまう、食べ物をどんなに小さくして与えても口にパンパンに詰めるし、乳児突然死症候群に怯える毎日。

乳児を卒業したかと思えば、急に手を振り解いて走り出す、登れる範囲をどこまでも登る、窓の鍵を開けられるようになる…キリがないのでこの辺りでやめます。

私は何度娘の命を守る行動を取ってきたか分かりません。
それが日常です。
保護者の皆様、お疲れ様です。
それはそれは疲れますよね。
毎日子どもを生かすだけがどれだけ大変なのか、
生かすだけじゃなくて、ご飯を与えて運動させて排泄の世話をして、彼らが満足するまで遊びます。
そして彼らが社会に出るときに不自由しないよう言葉を教え、ルールを教える。
安心感を与える行動と言葉を投げかけて、寝かしつけをする。
さらに今日怒りすぎちゃったな…ごめんね…明日は怒らないからって自己反省をする。

それだけでも頑張っているのに、家事をして仕事をして…1日なんてあっという間ですね。

子育てに関わる全ての皆様、日々お疲れ様です。
どれだけ頑張っていても事故は起こると思います。
この話がどなたかの事故防止に役立てるきっかけになれば嬉しいです。

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